2020.10.4
この家にいて、いつも試されることがある。
夫の両親が愛せない。
何よりも、この家の問題点。
それは、親子の問題のひずみだ。
それは、母親の問題なのだ。
母は、表面的にはいい人に見える。
確かに悪人ではない。
でも、母親ではない。
子供を知らず知らず言葉で傷つけてきた人なのだ。
時々、私はこの人の本当の子供でなくてよかったと思うことがある。
夫はぐれずに自分の身をやつすことによってひずみを受けてきた。
働いてくれなかったが、そこはえらいと思うことがある。
母のそれは、無知からくるものである。
知らないということほど怖いことはない。
今日、朝、母は私に孫が来てくれないから、たまには来るように言ってくれと言ってきた。
その瞬間、私は怒りが込み上げてきた。
言った言葉は、「喜んで帰ってこないからいいよ」という言葉だった。
息子は、じいさんばあさんの顔を見たくないから出て行ったのである。
おしゃべりな奴が、しゃべれなくなって寂しかっただろうに、決して帰ってこない。
孫のことよりも、自分の子供が帰ってこないことをなんとかしろ。
言いたいことが頭の中でぐるぐるまわる。
この私がこの思いを超えられる日が来るのだろうか?